eco-japan
環境問題と地球温暖化の知識
はじめに

1990年代に入り、地球温暖化が人類 をはじめとする生物界全体に深刻な問題をもたらすことが指摘され始めました。 温暖化の原因としてさまざまな要因が考えられますが、世界の科学者で構成されるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、2001年に発表した第3次評価報告書の中で、温暖化はほぼ確実に人類の活動によるものだと結論付けて います。地球温暖化は、すでに異常気象などにより私たちの生活にも影響をもたらしていますが、今後、温暖化による砂漠化の進展や氷原・氷床の減少などの直 接的な影響のほか、食糧生産、海岸の浸食、生物種の減少などにも一層深刻な影響がでてくるものと予想されます。

地球温暖化の原因と被害

まず、地球温暖化を進行させる原因をいくつかあげてみましょう。

1、大気汚染
大気汚染とは、私たちが生活で使用している自動車や工場の煙に含まれる汚染物質により空気が汚れることをいいます。この汚染物質とは、窒素酸化物 (NOx) や粒子状浮遊物質 (SPM) 、二酸化炭素 (CO2) のことを指し、これらの物質は地球温暖化を始め、酸性雨、光化学スモッグなどの原因になります。大気汚染は自然に発生する場合がありますが、工場や自動車の煙による人為的な原因が主になります。大気汚染は私たちの生活に密接している環境問題であるため、具体的な対策を施すのは大変難しいと言えるでしょう。発生する形状についてもガスのみではなく、エアロゾルという個体と液体の細かい小さな物質や粒子など色々あります。

2、二酸化炭素の増加
二酸化炭素は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスのひとつです。これ以上被害を増やさないためにも、地球温暖化を防ぐ措置が必要になってくるのです。私たち自身ができることとして、二酸化炭素を減少させ、温室効果ガスを出さないようにする。私たちが住んでいる日本では、世界でも4番目に、二酸化炭素排出をしている国のひとつです。二酸化炭素など、地球温暖化にかかわる温室効果ガスを出さないようにしていかなければならないのです。この世界を救うためにも、これから先、日本だけでなく、世界で地球温暖化に対する対策を行っていくことが、地球温暖化の原因となる物質を防ぐことになっていくのです。

3、フロンガス
フロンガスが大量に発生すると、オゾン層を壊す原因になります。
フロンガスが、オゾン層を破壊することで、地球温暖化の影響があります。そのため、 フロンガスの中の種類でも、クロロフルオロカーボン( CFC )は、 1995 年末に生産を停止し、ハイドロクロロフルオロカーボン( HCFC )も 1996 年から生産規制を行っています。現在、ハイドロフルオロカーボン (HFC) が、上記 2 つの代替フロンとして、使われているのですが、こちらも温室効果ガスとして、地球温暖化に影響があることがわかりました。しかし、実際、代替フロンとして、環境に全く問題のないものというのは、未だにできていません。結果的には、有害な物質が出ても、環境に害が少ないものを利用しているのが現状です。

4、森林破壊、伐採

森林破壊の主な原因は
 ■大量の木材利用、そのための伐採
 ■焼畑による原生林の消失
 ■放牧地や大規模農地確保のための開拓
 ■レジャー施設など娯楽用の開発
 ■酸性雨による木々の荒廃
 ■温暖化による枯渇
などがあげられます。中でも森林の伐採は深刻な問題で、環境問題が叫ばれる現代でも違法な伐採、過度な伐採が行われ続けています。日本では、自然を守るため自国の森林伐採をほとんど行っていませんが、木材は資源として必要なものであり、それを補うために他国の森林を伐採しています。それすべてが、違法な森林伐採とは言えませんが、中には、そういった違法伐採によった木材も輸入されているということなのです。このことから、言えることは、私たち日本人は、資源を無駄にしているということなのです。確かに、現在、その木材が、違法伐採であるかどうか?といった品質表示の明記があるわけではありません。でも、知らず知らずのうちに、もしかすると違法な森林伐採による木材である可能性は高いのです。そのために、森林がなくなっている国も増えているのです。

6、水質汚染
地球の水は、海の水や、南極や北極の氷など、いろいろな姿をしています。私たちが使うことができるのは、川や湖の水、地下水です。しかし、この水は地球上のすべての水のうちたった 2.5% しかありません。ところが、川や湖、海では水質汚染が進んでいます。水質汚染の原因の 60 %が、家庭から出ている排水「生活廃水」なのです。海や川の汚れの原因と言えば、ほとんどの人が、工場や事業場の排水を思い浮かべますが、法律などの規制により、今ではその水質も大変良くなっています。現在は、人口の増加や生活水準の向上により、私たちが炊事、洗濯など、毎日の生活の中で出す生活廃水が増加、この生活廃水が川や海を汚している大きな原因となっています。水質汚染の原因は、私たちの生活に原因があるのです。しかしながら、私たち自身は、水質汚染に対して、理解している人は少ないのが現状です。


人間活動の拡大で上記のような原因が膨らみ、地球の表面温度が上昇します。では、地球表面温度が上昇するとどういうことが起きるのでしょう?

1、海面水位が上昇することで、領土がなくなる。水没の危険。
2、豪雨・干ばつなどの、異常気象の増加。
3、生態系への影響・貴重な遺伝子の減少。
4、森林伐採や異常気象による砂漠化の進行。
5、水資源などへの影響、水不足の発生。
6、熱帯性感染症発生の増加(マラリヤ・コレラなど)
7、気温上昇による穀物生産の低下。食糧不足問題。
8、高温による冷房などの消費エネルギーの増加によるエネルギー不足。


これらのことが起こります。地球の温暖化が進むことは、私たちの生活にも被害が及びます。ただ、地球温暖化は、目に見えないということから、私たち自身が危機的な状況にならないため、理解しにくい現状なのかもしれません。でも、将来的には、もっと深刻な問題になっていることは確かです。人事ではなく、将来のある子供のため、しっかりと理解し、地球温暖化防止対策をしていきましょう。



地球温暖化防止のための身近な取り組み

「地球温暖化防止対策」を身近でできる取り組みとして、次のようなことがあります。

1、無駄なアイドリングをやめる
2、法廷速度を守る
3、タイヤの空気圧を適正にする
4、無駄な荷物を積まない
5、空ぶかしはやめる
6、急発進・急加速・急ブレーキをやめ、適正な車間距離を保つ
9、エアコンの使用を控える
10、外出は歩きや自転車、公共交通機関を利用する
11、冷房は1℃高く、暖房は1℃低く設定する
12、待機電力をストップさせる
13、シャワーを1日1分減らす
14、風呂の残り湯を洗濯に使う
15、炊飯ジャーの保温を止める
16、買い物袋を持って歩き、過剰包装のものを避ける


このようにライフスタイルを改めるだけでも、地球温暖化防止に役立ちます。さらに、いろいろな面においての節約にもなります。こうした生活が、常日頃できるように、取り組んでいきましょう。それが、青い地球を守るためです。これからの未来を守る子供たちを自分たちの手で守っていきましょう。


環境問題と地球温 暖化の知識 | 環境問題に取り組む企業 | 地球温暖化の緩和に貢献する商品  | 掲載について | link1 | link2
Copyright(C)2002-2008 ECO JAPAN All rights reserved.